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| 私は根っからの魚屋だから、 いい物をいかに鮮度よく安く提供するかという 現場第一主義で考え、水産物の小売りを中心に さまざまな分野に積極的に展開を図ってきました。 その原点には函館の街に対する愛着と、 この街をより活性化させるために私ができることは 何かと言うことがあります。 函館は港と共に発展してきましたが、よく考えて見ると、 ゆっくりと港を楽しめるような場所がないのです。 北海道上陸第一歩の地にほど近い計画地で、 何とか海を楽しめる施設ができないものかと考え 地主のリクルートコスモスにも理解を得て 複合商業施設「函館西波止場」の事業を進めました。 |
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西波止場の前にはイカの街函館の顔・イカ釣り船や 石油運搬船が停泊していますが、 これも魅力の一つになっていると思います。 周辺には魚市場、ヨットハーバーがあり汗を流して 働いている姿は 新鮮で元気を与えてくれるのではないでしょうか。 北洋漁業がだめになり、青函連絡船もなくなって 港の風景は趣を変えたけれど、そこはかつて日本が 始めて世界に開いた港、日本の近代化のふるさとです。 |
| 現在、函館では古き良き時代の文化を再現する 街づくりを行っています。港の石垣等の再現、 歴史的建物の保存が進められています。 ゆっくり立ち止まって眺めて欲しい風景が そこにあります。 西波止場のキャッチフレーズは、 「海が好き、人が好き、まちが好き」。 そんな素朴な気持ちを大切にしていきたいと思います。 (商業建築 1994.12月より) |
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| 1995年3月4日 第10回「公共の色彩賞」を受賞! 道内から選ばれた函館西波止場は、周辺の新しい建物が低く抑えられ、 昔からそこにあるかのようになじんでいる景観が評価された。 特に海に面して設けられたボードデッキやベンチでは観光客も市民も 思い思いに過ごしており、「居心地のよい環境」を認められた。 1995.3.5 朝日新聞より |