北海道と言えば、乳製品を連想される方も多いのでは?その中でもみんな大好きチーズは、自宅で食べたいな〜という方もいらっしゃると思います。しかし、一言チーズも言っても種類は様々…。今回は「モッツァレラチーズ」のご紹介!

 

〈特徴〉

イタリア南西部のカンパニア州が原産のモッツァレラチーズ。くせのない味わいで、独特の弾力ある歯ごたえが特徴のチーズです。モッツァレラという名前は、その製法にちなみ「引きちぎる」を意味し、製造過程で引きちぎって成形することから名付けられたと言われています。

 

〈種類〉

牛乳を原料として作られるのが一般的ですが、本来の原料は、水牛の乳を使って作られます。水牛の乳を原料とするものの方が良質とされます。しかし、乳牛よりも水牛の方が飼育が難しく、乳の量も少ないため、希少価値から水牛の乳を使ったものの方が値段が高くなります。水牛のものと乳牛のものとでは、風味に違いが出るようです。モッツァレラ通であれば、ホンモノの味を一度は食べてみたいですよね。

 

〈美味しい食べ方〉

「そのまま食べる」のが1番のオススメ!スライスしたモッツァレラチーズにトマトとバジルを乗せた「カプレーゼ」が代表的ですが、ゆずコショウやわさび醤油にもよく合いますので、お刺身のようにして食べるのもGOOD。独特の食感とミルクのほのかな甘みを感じられる、おいしい食べ方です。魚や野菜と一緒で素材の味を楽しみたいなら、生(そのまま)を味わいましょう。

また、熱を加えてもおいしく召し上がれます。モッツァレラチーズは熱を加えるとトロリと溶け、独特のチーズの伸びがあるので、ピザやグラタンにもよく使われています。イメージ画像で見かけるおいしそうな伸び〜るチーズの正体はモッツァレラでした。見映えの良い写真を撮るならモッツァレラを選びましょう。

 

〈保存方法〉

おすすめの保存方法は3つあります。

①1日〜2日以内で使い切る時の保存の場合は、パックに入っていた保存液と一緒に冷蔵庫で保存するのがおすすめす。

②2日〜3日で使い切る時の保存の場合は、保存液をよく切ってラップに包み、冷蔵庫に入れてあげてください。保存液は2日以上たつと雑菌が増えやすい環境になるので、注意が必要です。

③長期保存は冷凍庫で保存を。程よい大きさに切り分け、ラップに包んで冷凍庫してください。しかし、冷凍保存はモッツァレラの食感がぼそぼそになるため、西波止場および店舗側としては推奨しておりません。しかし、加熱処理をして溶かせばおいしく食べられますので、チーズをそのまま召し上がらないという方は、冷凍で保存も可です。

 

ここまで、長々とモッツァレラチーズの紹介をしてきました。しかしながら悲しいかな、西波止場にはモッツァレラチーズの取り扱いは1種類だけです。

・小林牧場物語:和(なごみ)

札幌市に隣接し、新千歳空港近くにある江別市に牧場を構える、小林牧場。そこの生乳を100%使用して作られたチーズです。モチモチとした弾力あるチーズに、ほのかに香るミルクの風味が特徴です。和食にとてもよく合うように作られたチーズとなっています。

 

一言にチーズと言って奥が深い世界です。少しでもお役立てていただければ幸いです。

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