お菓子や食べ物って、食べてみると「おいしい」「まずい」と判断できますが、食べる前に「おいしそうだ」と判断できる材料は、ネーミングセンスのみです。逆にココがダメだと、恐らく手にとってはもらえないでしょう。

「ナッツサブレ」より「香ばしいナッツが香るサクサクサブレ」の方が美味しそうなかんじがしませんか?

「ショートケーキ」より「フワッととろけるなめらかクリームたっぷりのショートケーキ」の方が、食べたくなってきませんか?

五感を刺激する名前の付け方ってとっても大事です。(こういうのを「シズル効果」といいます)

日本語でも頭を悩ますところですが、英語でどーYOU KNOW? 「焦がし〜」を例にみてみましょう。

 

「焦がしバターモンブラン」brown butter mont blanc/ brown butter chestnut cake

「焦がし」brown/ browned

brown/ browned は「茶色の」「ブラウンの」という意味です。焦がしバターの色合いを意味しています。

「焦げ」”burnt” も意味的には通じますが、burnt を使うと「真っ黒に焦げた」ような意味合いになってしまい、苦々しい感じがします。なので、brown を使ってあげた方がおいしそうなイメージにつながると思います。

「焦がしバターモンブラン」“Brown butter ”

 

Ex) Is it sound good using a word “brown butter” for insecticide?

「焦がしバター」ってワードを殺虫剤に使うのは良いかな?

Ex) She has a beautiful browned butter color hair, but her bag is nightmare inside.

彼女はキレイな焦がしバター色の髪色をしているが、バッグの中は悪夢のようだ。

Ex) I wanted to make brown butter, but I made burnt butter.

焦がしバターを作りたかったが、焦げたバターができた。

※ちなみに「黒糖」はblown sugar です。black sugar とはあまり言わないです。

 

それから、モンブラン。”Mont blanc cake” ということは可能ですが、英語圏では「何それ?」と言われます…。担当もアメリカの友達に「モンブランケーキっておいしいよね。マロンのやつ。」って言ったら、「何それ?マロンって?フランス語っぽいけど。」と言われたことがあります。chestnut cake (栗のケーキ)と説明しましょう。

marron(フランス語で)栗、chestnut(英語で)栗です。

ゴチャゴチャになっちゃいそうですね。

トップ画では ”mont blanc” と表現されていますが、一緒にサンプルもあるので問題はないでしょう。あと、ホントに知りたい海外の方は、直接聞きにきますので、その時に説明してあげても良いでしょう。一概に全部が全部間違いである、といえないのも英訳の際は難しいところです。

 

突き詰めていくと奥が深い言語の世界です。身近な気になるところから知識を増やしていけば英語も難しくありません。雑学だって、知らないより知ってる方がいいのです!

 

 

インスタグラムやってます。「海鮮市場」という名なのにお菓子のアップ率が多いです。ワンタップでフォローできる簡単ステップです。

 

 

 

※おまけ

「香ばしいナッツが香るサクサクサブレ」crispy shortbread with roasted nuts.

「フワッととろけるなめらかクリームたっぷりのショートケーキ」fluffy and melty silk cream on layered cake.